船頭

私の秋の恒例行事として「ワラサ釣り」があります。

ワラサとはブリになる前段階の魚です。

ちなみに関東では養殖物をハマチ、天然物をワラサと呼びます。

今年は馴染みの船頭が倒れてしまい代わりの船が見つかりません。

伊豆の宇佐美で最高齢の船頭なのですが、腕は良いしキップは良いし最高の船頭でした。

他の船では釣れなくても、この船頭はあの手この手で釣らせます。

釣れそうにない時は予約時に「今は何にも釣れねーよ」と正直に言ってくれます。

千葉の大原でも腕の良い高齢の船頭が一昨年亡くなり、大原に行かなくなりました。

腕の良い船頭の共通点は「宣伝しない」・・・

だから簡単には見つからないのです。