ころばぬ先の杖(その2)

その1の続きです。

昨年の春頃でしょうか、大崎警察署の刑事が2人訪問して来ました。

「2つ上の階に泥棒が入ったのですが、こちらの会社では被害が出ていないでしょうか?」

ひょえーーー!! 焦ってフロア内を見渡すが特段変わりなし!

「他にもいくつかの階の鍵をこじ開けようとした痕跡があるので鍵穴をチェックさせてください」

「あっ、セキュリティシステム入れてるんですね、さすがに開けようとした痕跡もないですね」

管理会社に「泥棒に入られたら〇×△」と散々言っていたのですが、本当に泥棒さんがいらっしゃるとは・・・

おまけに刑事さんが言うには「進入ルートを検証した結果、犯人は1階のセキュリティが甘いのを把握した上で準備して来た」とか。

数日後・・・

管理会社の担当とオーナーさんが謝罪にやってきました。

対策として1階の施錠厳格化と監視カメラ設置をするとの事でした。

社長は心の中で「俺のクレームをちゃんと聞いて対処しとけば良かったのに、この〇〇が」と思ったとか思わなかったとか。