個人情報流出

連日、ベネッセの個人情報流出が報道されています。

安易に情報を購入したジャストシステムも批判されています。

ちなみに、我が家も個人情報流出の対象者です。

今回の情報流出は社会的信用失墜だけでは済まなそうです。

流出した個人情報の対象者に賠償が必要だそうです。

訴訟を起こされたら、1人当たり、慰謝料1万円+訴訟料5千円の計1万5千円が相場だそうです。

全員が集団訴訟に参加したら、対象者が200万人なら300億円。

700万人なら1,050億円!

企業側は、お詫びと商品券または受講料の値引きで決着させたいでしょうが、果たして?(この場合は数十億の損害)

ベネッセは社会的信用失墜と、巨額の賠償費用。

情報を盗んだ人は、不正競争防止法で10年以下の懲役か1千万以下の罰金、さらには巨額の損害賠償を請求され再起は不能です。

出所不明の怪しい名簿を買ったジャストシステムは社会的信用は失墜しますが、処罰や賠償はグレーゾーンです。

訴訟を起こされて、ジャストシステム側の不備が認定されると、これまた巨額賠償です。

結局、「盗まれた企業」「盗んだ人」「買った企業」の全員が痛い目に遭うんです。

今後の見せしめになりそうですね。